女性と男性が並んで絶叫マシンに乗った想像してみてください。
絶叫ポイントでそれぞれどんな声を出すか想像できますか?
男性は声を出さずにグッと耐える人も多いでしょうが、もしも声を出すとしたら「あ~~~」とか「わ~~~」とか「を~~~」とかではないでしょうか。
では女性はどんな声を出すでしょうか。
多くの人が「キャー」という声を想像すると思います。
女性の悲鳴は「キャー」、女性の歓声も「キャー」と同じ声を出すのです。
悲鳴と歓声では全く異なる場面で出す声なのに、なぜ女性はキャーキャー言うのでしょうか。
女性の歓声のことを「黄色い声」と表現する疑問についても調べてみましょう。
女性のキャーの理由
女性の悲鳴や歓声が「キャー」というのは、女性は声で自らの身を守ったことが起源だと言われています。
人類がまだ狩猟をしながら原子的な生活を送っていた時代までさかのぼります。
狩猟をして獲物を捕獲し、それを食料としていた時代は、男性が狩りに出かけて、女性は男性が帰るまで子供を育てたりして待っていました。
男性が狩りに行っている間に、獣に襲われたりすることもわけです。
そんな時はできるだけ遠くまで届くような声を出して、狩りに出ている男性を呼び戻そうとするのです。
その時に出す声が「キャー」という音だったのです。
「キャー」とは、唇を閉じる必要もなく、素早く発することができる音で、しかも破裂音なので遠くまで届きます。
同じ人が発する声でも、「あ~」とか「お~」と比べて遠くにいる人や、雑音がする中でも「キャー」は耳に届きやすいのです。
だから女性は身を守るための手段として、悲鳴を上げる時は「キャー」と言うのです。
悲鳴も歓声も同じ理由
キャーという音が遠くにいる人にも聞こえやすいから、悲鳴がに適していることはわかるのですが、なぜ歓声でも女性はキャーキャー言うのでしょうね。
この理由については、諸説あるのですが、要するに気を引くために悲鳴として上げる声を発してしまう女性の本能ではないかという説が有力です。
例えば好きな芸能人や憧れの人に対して「キャー」という声を出して自分の存在をアピールして、何とか気を引こうとする手段と考えれば、悲鳴と歓声が同じ音なのも理解できますよね。
黄色い声の意味とは
キャーキャー言う女性の歓声のことを「黄色い声」と表現することがあります。
その理由は「キャー」という甲高い声だからとか、注意を引く声だから黄色信号と同じ由来と色んな説がありました。
日本には声だけじゃなく、目に見えないものを伝えるために色を付けて表現する言葉が他にも数多くあります。
例えば水はそもそも色は付いていませんが、水色という色があったり、情熱的な気持ちのことを赤色で表現することがあります。
キャーキャーという声は黄色という人の注意を引く目立つ色に例えるのにピッタリだったのではないでしょうか。
まとめ
女性の悲鳴がキャーキャー言う理由が、注意を引くために最も適している発声だったからというのは、原始的な生活をしていた時代に始まったことなのに、今も続いているのはすごいことです。
人類が生き延びるために編み出したことなので、ずっとこれからも残っていくのでしょうね。