悪女の賢者ぶりということわざの意味は?正しい使い方とは!

ことわざ・慣用句

悪女のイメージは、美人だけど下手に近寄ると痛い目に遭うような、危ない女性を思い浮かべる人もいるでしょう。

これはきっとテレビとか映画の影響ではないでしょうか。
美人なのにじつは悪女だった・・というミステリアスな感じはストーリーを面白くするからだと思います。

ですがことわざで使われる悪女は、容姿が美しい美人ではないのです。

悪女の賢者ぶりということわざも、ドラマに出てくるような怪しげな美人のことを引き合いに出した意味ではないようです。

悪女の賢者ぶりということわざの意味や使い方を解説します。

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悪女の賢者ぶりの意味

悪女の賢者ぶりとは、性格が悪く腹黒い女ほど、表面的には違うという意味です。

腹黒いことを考えているのに、それを表に一切見せずに、とても善良な人柄に見せていたり、堅実な行いをしているので、周りの人はその善良ぶりや堅実ぶりに騙されているから気を付けてなくてはいけないということを教えているのです。

腹黒女ほど表面上は良い人だったりするのは、たしかによくあるケースです。
裏の顔を見抜けないと、表面上の顔だけに騙されてしまうので、油断はできないということを教えていることわざなのでしょう。

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悪女の賢者ぶりの使い方

悪女の賢者ぶりということわざを使いやすい場面と言えば、やはり合コンじゃないでしょうか。

複数の男女が知り合うきっかけとして、合コンは合理的なシステムです。
その中で自分に相性の合う人を見つけて恋愛に発展することもありますし、異業種の友達を作るのにも役立ちます。

実際に合コンで知り合った相手と結婚するケースも少なくないですし、このシステムはなくなることはないでしょう。

ですが、女同士では見せない顔を見ることがあるので、女の友情にひびが入ることもあります。

いつもは職場で文句ばかり言っているのに、合コンでは仕事にプライドを持っているキャリアウーマンに変貌したり、料理の話なんてしたことないのに、家庭的な女アピールをする人とか。

ただ、この場合は女同士ではホントの姿を見せているので、悪女の賢者ぶりではありません。

合コンの間も他の女の人に遠慮して控えめにして、「私はいいのよ・・」みたいな雰囲気を出している人ほど男性に気に入られてモテます。

女同士でも嫌われないようにして、サラッと一番優良な物件をものにするような人こそ、悪女の賢者ぶりが当てはまるのではないでしょうか。

まとめ

人には誰しも表に見せる部分とは違う本性があります。
全てをさらけ出して生きている人の方が珍しいと思います。

いつもは善良に生きようと努力していても、時には腹黒い悪魔な自分がムクムクと騒ぎ出すことだってあるでしょう。

ですが、悪女の賢者ぶりを自覚するような人にはならないように気を付けたいものですね。