嫁姑の問題は時代が変わってもなくなることはないでしょう。
これは日本だけじゃなく、海外でもあることですよね。
嫁姑バトルは、他人事なら笑っていられますが、当事者になると笑えません。
イライラしてしまうことの繰り返しだと思います。
ですが、姑の仇を嫁が討つということわざは、意味を知らないと「??」ってなります。
ここでは、姑の仇を嫁が討つとはどんな意味なのか調べてみました。
姑の仇を嫁が討つの意味
姑の仇を嫁が討つということわざは、間違えやすいことわざです。
姑と嫁は仲が悪い関係が多いはずなのに、なぜその姑の仇を嫁が討たなくてはいけないのか、納得できないでしょう。
それとも、いくら仲が悪くても自分の義理の母になった人が全くの他人から攻撃されれば、嫁が姑の味方になるのでしょうか。
いえいえ、そうではありません。
姑の仇を嫁が討つの意味は、姑にいじめられた嫁は、その仇を自分が姑の立場になった時に嫁をいじめることで討つということです。
負の連鎖ということでしょう。
それに姑にいじめられた嫁に息子がいなければ、代わりにいじめる嫁はできないわけですから、いじめられたままということになります。
何とも後味の悪いことわざですね。
姑の仇を嫁が討つの使い方
姑の仇を嫁が討つということわざは、ほんとに嫁姑の間でしか使わないことわざではありません。
嫁姑というわかりやすい関係性なので、そのような状態を表現するために用いられたわけです。
姑の仇を嫁が討つということわざの使い方として、部活や職場の先輩後輩の関係性に使えます。
先輩後輩の関係が厳しい縦社会では、先輩にされたことを自分が先輩の立場になった時に後輩に同じようにして憂さを晴らすなんてことがよくあります。
ですが、中には自分がされて嫌だったことは後輩にしない!という人もいます。
このように負の連鎖はどこかで断ち切らないと延々と続いてしまうので、姑の仇を嫁が討つなんてことはできるだけ少なくなっていくことが理想ですね。
現実としては難しいですけど、負の連鎖を断ち切る勇気を持ちたいものです。
姑と嫁を使ったことわざ
仲の悪い関係性、対立する関係性として、誰しもにわかりやすいので、姑と嫁を使ったことわざは多数あります。
例えば、昨日は嫁今日は姑ということわざは、人間の立場はあっという間に変わるという意味です。
月日が流れるのが早いという意味としても使われますが、
人の境遇が変わるのはあっという間という意味のことわざです。
例えば、自分よりも立場が下だと思っていた人物がほんのしばらく会わない間に大出生していた時などに使います。
まとめ
姑の仇を嫁が討つということわざが当たり前になるような世の中は嫌なものです。
嫁姑は仲良くなるのは無理だとしても、せめて敵同士にならないようにしたいものです。