こんにちは、ことだまです。
突然ですが、借りて借り得貸して貸し損ということわざの意味をしっていますか?
お金の貸し借りに関係することわざです。
親子でもお金の貸し借りはしない主義の私としては関係ないと思う反面、やはり借金って怖いなぁって改めて思うことわざです。
この意味をしっかり肝に銘じるために、理解を深めてみようと思います。
借りて借り得貸して貸し損とは
借りて借り得貸して貸し損の意味は、借りたものを返さない人もいるので、借りた方は得することがあるということです。
そもそも、お金でもモノでも人から借りる時点でその人は助かっているのですから得しているはず。
その上で、借り逃げしてしまえば大きな得ですよね。
それに引き換え、貸す側は貸した上に返してもらえなければ損するだけです。
でも、お金を貸して利息を付けて返してもらえば得だよ
たしかに貸金業者はそういうカタチでお金を儲けているので、貸した側も得することもあると思います。
しかし、確実に返済してもらう保証がないのに人にお金やモノを貸すのは、損してしまう恐れがゼロではありませんよね。
そういう意味では保証人がいて、きっちり借用書で契約しないままお金などを貸すのは、リスクがつきまとうという戒めのことわざです。
うちのおじいちゃんがよく言ってた。
お金を貸す時はあげるつもりじゃないとダメだ!って
それが正解ですよ。
お金を貸すことで利息を得て儲けようとしている人は、どんな手段を使っても貸したお金を回収しようとします。
それでも逃げられることもあるわけですから、借りる人が損することはなくても、貸す人は損する可能性がゼロになることはないわけです。
借りて借り得貸して貸し損に似たことわざ
借りて借り得貸して貸し損のように、貸し借りに関わることわざは他にもあります。
借りる時の地蔵顔 返す時の閻魔顔も貸し借りのことを上手く表現しています。
このことわざの意味は、借金を申し出る時はお地蔵様のような柔らかい表情でお願いするのに、お金を返す時にはまるで閻魔様のような不機嫌で怖い表情になるということです。
こんな理不尽な話は納得できないのですが、お金を貸す人の方が立場が強いはずなのに、返済して欲しいと言う時に下からお願いしてしまうというのはよくある話です。
もともと自分のお金を善意で貸したとしたら、返済してもらう時に下手に出る必要はないはずです。
しかもお金を借りた人は、それで助かったはずなので、感謝の気持ちを込めて返済するのが礼儀です。
なのに、現実は「返せばいいんでしょ」みたいなふてぶてしい態度になる人が多いのです。
せっかくの善意を、そんなカタチで返されるのですから、やはりお金を貸すのは慎重にならないといけません。
まとめ
やはりお金の貸し借りはどんなに親しい人でも簡単にしない方がいいですね。
お金の貸し借りをきっかけに、友情が壊れたりすることもあります。
家族の中でもトラブルの原因になることもあるので、お金を貸す時はあげたつもりで貸さないとダメですね。
貸してストレスを溜め込むなんてことになりませんように。