うんちくを垂れるとは?うんちくってなに?そもそもどんな意味なの?

ことばの意味

物知りで、色んなことに知識が豊富なことをひけらかすように話す人に対して、「またうんちくを垂れているよ」なんて言うことがあります。

うんちくとは垂れるものなのか、そもそもうんちくって?

意味や由来、正しい使い方を調べてみました。

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うんちくとは

うんちくとは漢字で書くと「蘊蓄」です。
難しい字ですから、うんちくを正しく漢字で書ける人はちょっと尊敬してしまいますね。

うんちくとは、研究を積み重ねて知識を蓄えることです。

うんちくの意味としては、雑学王のように様々なことに幅広い知識があり、どんなことでも話題にできるようなイメージがあります。

「あの人、うんちくがすごいよね」なんて言うことがあるのは、本来のうんちくの意味とは少し離れているような気がします。

ですが、幅広い知識を得るために、雑学を積み重ねてきたのなら、それもうんちくと言えばそうですね。

一般的に知られているような常識を色々知っていても、それはうんちくとは言えないので、人が「なるほど」と納得できるところまで知識を深めた場合だけに当てはまるのではないでしょうか。

うんちくと間違えられやすい「能書き」はこちらで解説しています。

うんちくの使い方

自分が積み重ねて蓄えた知識や技術を披露したり、役に立つ場面で発揮する時に「うんちくを垂れる」というのは違和感がありますよね。

ですが、一般的には「うんちくを垂れる」という使い方が浸透しています。

正しい使い方は「うんちくを傾ける」となります。

自分の中に蓄えてきた知識や技術を思う存分に発揮することを表現する言葉としては、「垂れる」よりも「傾ける」方が正しいのです。

ですが、知識があることをいかにも得意げに話している様子を見て、少し皮肉めいた表現で「うんちくを垂れる」というようになったのではないでしょうか。

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オタク的な知識とうんちく

「うんちくを傾ける」という正しい使い方よりも「うんちくを垂れる」の方がしっくりハマってしまうのは、オタク文化がどんな分野にも生まれたからではないでしょうか。

昔からマニアと呼ばれる人は存在していました。

鉄道オタクに代表されるように、鉄道のジャンルの中でも撮影する人、乗る人、鉄道にかかわる音に興味がある人など、深く掘り下げると、その分野の話になると意気揚々と知識を垂れ流します。

聞いている側が引いてしまうくらいの知識までどんどん出てくるような様子は「うんちくを垂れる」という方が正しい気さえします。

本来の「うんちくを傾ける」というのは、その知識や技術に感心される時に使うのが正しい使い方なのではないでしょうか。

まとめ

うんちくを垂れると言われるようになったのは、きっと物知りなことを上から目線でダラダラとしゃべる人に対しての皮肉だったのではないかと思うようになりました。

自分が知っていることを話したい気持ちになった時は、聞かされる側の表情を見てサラッと切り上げられる人になりたいですね。