にやけるとはニヤニヤしている様子のことじゃないの?正しい意味は?

ことばの意味

「にやける」はニヤニヤとしている人に対して「どうしてにやけているの?」なんて使っている人が多いのではないでしょうか。

「にやける」のはニヤニヤしている様子を表現する言葉だと思っている人が大半だと思います。

ですが、どうやら「にやける」=「ニヤニヤしている」ではないみたいです。

正しい意味を調べてみました。

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にやけるとは

にやけるとは、ニヤニヤしている様子ではなく、正しい意味は「なよなよした男性」のことを表現した言葉だったんです。

にやけるとは、若気(にやけ)という言葉から生まれたものですが、若毛(にやけ)の意味は、男性でありながらも、しぐさや動作が色っぽくて女性的なことです。

若気(にやけ)という意味がぴったりと当てはまる男性に対して、「にやけている」と使うようになったわけです。

「にやける」はどんな人に対して使う?

そう言えば、時代劇などで「にやけた野郎だ」とか「男のくせににやけるんじゃねェ」なんて台詞を耳にしたことがあります。

今でこそ、男女平等という意識が広まっていますが、日本は世界水準で見ると女性の地位や権利が認められている順位で言えば下から数えた方が早いくらいです。

男女平等の面では、後進国と言われるのは、長年ずっと続いた男尊女卑が抜けきらないからでしょう。
男は男らしく、女は女らしくが正しいと思い込まされてきたので、今でもまだ頭の古いおじさんたちは女性を見下しています。

ですが、女性にだけ厳しいわけじゃなく、男性の中にも女性的な人がいると厳しかったのでしょう。
中性的な人は昔から存在したはずですが、男のくせに・・という意識が強かった時代は、中世的な男性に対して「男のくせになよなよしてにやけた野郎だ」なんて馬鹿にしていたわけです。

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なよなよの語源

にやけるとは、なよなよした男性のことだとわかったところで、次に疑問に思うのは「なよなよ」です。

なよなよとは、何が語源なのか調べてみましたが、さかのぼってみると枕草子とか源氏物語が生まれた時代の文章に「なよなよ」の語源と思われるような表現があるそうです。

柔らいとか、弱いとか、しなやかという意味で「なよぶ」という言葉が使われているようです。

それが「なよなよ」という表現の語源になったのではないかと言われています。

まとめ

にやけるという表現を正しく使えている日本人がどのくらいいるでしょう。

少なくとも私は正しい意味を知りませんでした。
今さらですが恥ずかしいことですが、これからは正しい使い方ができるので、これまでの間違いは忘れることにしましょう。