先日、あるアンケート調査のために町でインタビューの結果に興味を持ちました。
そのインタビューでは、「あなたは趣味がありますか?」という内容です。
もしも趣味があれば、その趣味についても質問していく調査だったわけですが、私は驚きました。
趣味はありません。
そう答える人がとても多かったのです。

趣味って言われちゃうと、たしかにサッと答えられないかも

時間やお金をかけてこだわって続けていることって感じが趣味だもんね
趣味のひとつやふたつ、誰でもありそうなのに….。
それで趣味について考えてみることにしました。
趣味の意味とは
趣味は何ですか?と聞かれて答えられない人は、なぜ答えられないのかと聞いてみると面白い答えが返ってきました。
「趣味と言えるようなことをしていない」と答えるのです。
趣味には、何か決まりがあるわけじゃないのに。
趣味の意味を調べてみると、利益を得ることを考えずに好きでしていることや、好きなことを深く知ろうとすることとあります。
趣味として人に堂々と言えるのは、例えば絵画、茶道、華道、俳句、舞踊、書道、読書など高尚(品のあること)なことをイメージしてしまうのでしょう。
しかし、趣味は上品かどうかなんて関係ないのです。
好きなことを趣味と言えるのか
趣味と言えるものはないけど・・と答えに困る人に、違う聞き方をしてみると、面白いようにすらすらと話しますす。
「趣味はなくても、何か好きなことはありますか?」と聞くとすんなり答えられるのですから不思議です。
例えば、こんなことだって、
・散歩
・観劇
・お笑い観賞
・筋トレ
・サウナ
・ゲーム
・貯金や節約
・懸賞
・メイク
・ガーデニング
ジャンルもバラバラにあげてみましたが、集めたらキリがありません。
人にはどうでもよいことだって、自分には楽しいことであれば立派な趣味なのです。
でも、「趣味?」とあらたまって聞かれると、なんとなく気後れしなしまうのでしょうね。
自分が好きでやっていることなら、それは趣味と考えても良いので胸を張りましょう。
利益のためじゃない趣味
趣味は仕事とは別に、自分が好きで利益を考えずにすることが多いのですが、中には趣味から利益が出ることがあります。
趣味として作っていた作品に値がついて売れることもありますよね。
今は個人同士で手作りしたものを売り買いできる方法が沢山あります。
趣味の収入が多くなり、それが本業となれば趣味ではなってしまいます。
しかし少しの利益を得るくらいなら、「趣味と実益を兼ねる」となるわけです。
利益を優先していなければ、趣味の範囲内と考えれば良いのではないでしょうか。
まとめ
趣味の楽しみ方は人ぞれぞれです。
人には言わず、ひっそりと自分だけで趣味を楽しむこともあるので、簡単には言えない人がいても不思議なことではありません。
ちなみに私の趣味は落語を聞くことと演劇を見ること、読書、映画など人が作ったものや人が演じていることをただ受け入れるだけです。
なので、自分で何か作り出す趣味を持っている人をとても羨ましく、尊敬してしまいます。