【悋気は女の七つ道具】とはどんな意味?どんな時に使う言葉なのか!

ことわざ・慣用句

「悋気は女の七つ道具」という言葉は、今の時代にはほとんど耳にしなくなりました。

聞いたことないな

そもそも悋気ってなに?

きっと初耳の人が大半なのではないでしょうか。

そして、もうこれから先も使われることは少なくなり、消えてしまう予感がします。

忘れられてしまう言葉かも知れませんが、頭の片隅にしまっておくためにも、意味や使い方について考えてみました。

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【悋気は女の七つ道具】とは

「悋気は女の七つ道具」とは、どんな意味なのか調べてみました。

まず「悋気」の意味ですが、やきもち、嫉妬のことです。

つまり、やきもちが女性の七つ道具ということなのでしょうね。

やきもちは女の武器で、男性をあやつる絶好の手段になるということ。

新明解故事・ことわざ辞典

ただ、一つ疑問なのはなぜ「七つ道具」なのか・・です。

七つ道具とは、何かを行う上で欠かせない道具や必須アイテムのことです。

ということは、やきもちは男性をあやつるのに欠かせないということなのでしょうか。

男性は女性にやきもちを妬かれると嬉しいのか、それともウザいのか?

人それぞれ違うと思いますし、関係性によっても違うと思うのですが、昔は男が浮気したり妾を囲ったりするのも許されていた時代もあったので、女性にガマンさせるための言葉だったのではないでしょうか。

そう考えると、ますます今後は使われなくなる言葉ですね。

【悋気は女の七つ道具】の使い方

「悋気は女の七つ道具」はどんな場面で使うのか、考えてみました。

今の時代、この言葉を使うのも周囲の反応が怖くなりますが、もしも使うのなら・・という緩い視点で見てくださいね。

例文①

昨日は連絡なかったけど

何してたの?

友達と盛り上がってて

スマホを見るのを忘れてた

ごめんね

へえ、そんなに楽しかったんだ

もしかして合コンだったの?

そんなんじゃないよ

あれ?もしかしてヤキモチ妬いてる?

私がやきもち妬くわけないでしょ

そうやって強がるところが

可愛くないんだよなぁ

はあ?何言ってんの?

悋気は女の七つ道具って言葉知らないの?

やきもちも女の武器として使えば

男を上手く手の平で転がせるんだよ

知らないよ、そんなの

随分と男に都合の良い言葉だね

でも男なんて単純なんだよ

ヤキモチ妬かれると喜ぶ生き物なんだ

わかった、わかった

もうこの話はやめようね

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例文②

もしかしたら

私たち離婚するかも知れない

なんだって?

いったいどうしたって言うんだ

あの人、会社の同僚と

浮気してるみたいなの

たしかなことなのか?

証拠があるわけじゃないけど

めちゃくちゃ怪しいの

そんな疑いだけで

離婚なんて考えるものじゃないぞ

だって、なんかコソコソしてて

あまり会話もしなくなったし

絶対にやましいことしてるよ

もしそうだったとしても、

悋気は女の七つ道具というくらい

嫉妬心を上手く使って

操るくらいの度量が必要だな

私はそんなの無理

嫌なものはイヤだから

まとめ

「悋気嫉妬は女の常」とか「悋気嫉妬は女の性」という言葉もあるほど、やきもち妬くのは女のほうばかりだとレッテルを貼るような言葉が昔からあったのです。

「嫉妬は女の七つ道具」も男社会が長く続いたからこそ生まれた言葉でしょう。

しかしじつは、男の嫉妬の方がドロドロして怖いと思っている女性も多いはず。

要するに嫉妬心に男も女もないのですよね。