「大きなお世話」と言われると、かなり落ち込みます。
できることなら言われたくないのですよね。

頼みもしないのに、
余計なお節介したがる人は
とくに肝に銘じないと!
「大きなお世話」とは、余計なお世話と同じ意味として使われています。
この意味が間違っているわけではないのですが、「余計なお世話」と同じ意味であれば、2つの表現は必要なのか・・と思ってしまいます。
「大きなお世話」は、現在のような「余計なお世話」と同じような意味ではなかったのではないか?という疑問を感じたので、そもそもの意味や由来を調べてみることにしました。
「大きなお世話」の意味と使い方
「大きなお世話」は、余計なお節介、不必要な親切のことです。
使い方としては、2つのパターンがあります。
お節介したと感じたとき
「大きなお世話」は、余計なお節介をしてしまったかな・・と感じたときに使うことが多いですね。

大変そうだから僕も手伝うよ

大丈夫!これは私の仕事だから

遠慮しなくていいよ!
2人の方が早く終わるんだから

いえ、ほんとに大丈夫です。

そうか、ごめんね。
大きなお世話だったかな
このように、相手が迷惑だと感じているのに気が付かずに、お節介な申し出をしてしまったと感じた時の引き際に使うことがありますね。
この使い方をされると、断った方としては気まずい空気になるので、あまり多用すると人間関係が微妙になりそうです。
お節介を断わるとき
「大きなお世話」と言ってお節介を断わるのは、よほど強引な親切の押し付けをされた場合でしょう。
現実に「大きなお世話だから!」と言って断るのは、よほど親しい関係じゃなければ使えない表現です。
もしくは、距離を置きたい相手に対して、あえて突き放す場合でしょう。
「大きなお世話」の語源
「余計なお節介」と同じ意味で使われる「大きなお世話」ですが、一般的には「お世話」というのはお礼を伝える場面で使うことが多いですよね。

この度は大変お世話になりました

いつもお世話になっております
それが「大きなお世話」になると、急に「迷惑です」という意味に・・。
これは、もともとお世話の意味が違ったのです。
もともとは忙しい(せわしい) という意味だったのです。
本来は余計なお世話をされると、落ち着かなくて忙しないという意味だったのですが、そこに「世話」という字を当てたと言われています。
求めていないのに親切を押し付けられると、わずらわしくて忙しないと思うことがこの言葉の意味だったと考えれば、迷惑という表現にお世話が使われるのも理解できますね。
まとめ
「大きなお世話」とは、「不要な親切はわずらわしくて忙しない」という意味だったのです。
たしかに、不必要な親切を押し付けられると、断るのも気を使うし、断らなくても気を使うので、精神的に落ち着きませんからね。