四方山話(よもやま話)とはどんな意味?語源や正しい使い方とは!

ことばの意味

四方山話(よもやまばなし)とは、どんな話のことかわかりますか?

「四方山話でもしながら・・」

「四方山話が終わらない」

「四方山話は楽しい」

どんな話なのかわからなくても、別に間違いでもなさそうな感じですよね。

四方山話とは、どんな話のことなのか、疑問に思ったので調べてみました。

スポンサーリンク

四方山話の意味とは

四方山話とは、色んな話のことです。

色んな話とは、1つのテーマに絞らない会話のことです。

四方山話の語源

四方山話の語源は、四方山という言葉の由来から調べるとわかります。

四方山のとは、「四方八方」がもとになっています。

四方八方とは、東西南北の四方と、あらゆる方面を表す八方を合わせています。

つまり、色んな方向という意味です。

それが四方山となり、色んな話をすることを表す四方山話になったと言われています。

また、一説には「あれもこれも、話したいことが山のようにある」ということが四方山話の語源になったとも言われています。

スポンサーリンク

四方山話の使い方

四方山話の意味を理解したところで、使い方を例文にしてみました。

例文①

ことだま
ことだま

久しぶりに会うから、色々と話したいことが溜まってるよ

でもLINEしてるじゃない

ことだま
ことだま

いやいや、LINEじゃ物足らないよ

そうなのね

ことだま
ことだま

四方山話をゆっくりできる人は、そんなにいないのよ

時間はたっぷりあるから、聞きましょ

ことだま
ことだま

ありがとう
何から話そうかな

例文②

ちょっと、約束の時間に遅れるでしょ!

ごめんごめん
四方山話を聞いてたら、途中で抜け出せなくなっちゃった

ほんとに、部長は喋り始めると止まらないよね

家で誰も話を聞いてくれないのかな

家で話を聞いてくれないからって、部下に話して発散するのは勘弁してほしいよ

例文③

どんな相手にでも四方山話ができる人って、知識が豊富だよね

雑談力があるってことだから、そうかも知れない

相手に合わせて色んな方向から話題を見つけられる人が羨ましい

 

スポンサーリンク

四方山話の類語

四方山話の類語は、雑談、世間話、種々雑多な話などです。

間違えられやすいのが、「つまらない話」「退屈な話」です。

つまらない話、退屈な話とは、話を聞く側が決めることですから、四方山話と結びつくわけではありません。

とりとめのない話というのもありますね。

とりとめのない話のとりとめとは、取り留めと書きます。

取り留めとは、はっきりとしたまとまりのことを意味します。

つまり、とりとめのない話はまとまりのない話なので、話題がコロコロと変わる四方山話に通じるところがありますね。

まとめ

四方山話とは、色んな話という意味でした。

四方八方から生まれたというのは、意外と知られていないのではないでしょうか。

おしゃべりをするのが好きな人は、話し始めた時のテーマからどんどん違う話題に移っていきますよね。

四方山話を楽しめるのは、とても素敵なことだと思います。