「あなたって、ほんとに真面目ね」と言われたときに、どういう気持ちになるでしょう。
なんとなく、嫌味を言われているようで、気分を害する人もいるのではないでしょうか。
真面目なことは良いことなのに、なぜ嫌な気持ちになる人がいるのか、不思議ですよね。
真面目過ぎて退屈な人だと言われているような気持ちになるんじゃない?
不真面目がイイというわけじゃないけど、何だかムカッとするのよね
真面目な人に対して、「真面目だよね」と素直に伝えて気分を害されるのは困ります。
じゃあ、なんて言えばいいの?
というわけで、「真面目」を嫌味に受け取られないために、ポジティブな言葉に言い換えてみました。
また、「真面目」と同じように、悪い意味ではないのに嫌味に聞こえてしまう表現も言い換えてみましたので、チェックしてみてください。
「真面目」
「真面目」と言われることが多い人は、その言葉に過敏になり、コンプレックスになることもあります。
どんなことにも真面目に取り組む人柄であり、尊敬されるはず。
それなのに、不真面目な人間は真面目な人を揶揄う傾向があります。
けっしてそんなつもりじゃなくても、「真面目だね」と言われると急に機嫌が悪くなる人もいます。
そんな時は「真摯」という言葉に言い換えてみましょう。
「真摯」とは、何事にも真心を込めていることを表しています。
「どんなことにも真摯に取り組むのね」と言い換えれば、嫌味に聞こえないのではないでしょうか。
「融通がきかない」
「ほんとに融通がきかないんだから」と言われる人は、いわゆる頑固者と呼ばれることも多いですよね。
その場に応じて考え方を変えたりすることができないので、不器用な印象ですよね。
世渡り上手とは程遠い感じです。
そういう人は、自分でも融通がきかない頑固な性格だと自覚しているかも知れません。
ですが、人に改めて言われると反発したくなるものです。
「融通がきかない」ではなく「筋が通っている」と言い換えれば、反発されないと思います。
筋が通っているというのは、考え方に一貫性があるわけですから、簡単には変えられません。
臨機応変に対応するのは難しいとしても、簡単に自分を曲げないのは、大切なことだと思います。
「頭が固い」
「頭が固い」とは、自分なりのこだわりが強く、簡単に変えないことです。
伝統を守るとか、自分の好み以外は受け入れないなど。
「頭が固い」と言われる人は、「融通かきかない」と同じように、自分のこだわりの強さを自覚していることが多いのです。
それでもやはり「頭が固い」と面と向かって言われると、ムカッとする人もいるので、ポジティブに言い換えてみます。
「ぶれない」と言い換えると、嫌な気持ちにはないのではないでしょうか。
まとめ
「真面目」や「融通がきかない」「頭が固い」と言われることがある人は、ずる賢く立ち回ることが苦手なタイプが多いと思います。
でも、そういう人になりたくても世の中に流される方がラクなのでなれない人から妬まれることもあるのでしょう。
だから悪い意味ではないのい、嫌味に聞こえてしまうことがあるのだと思います。
誤解されないために、ポジティブな言い回しを使うことができるといいですね。