夫婦のこと、そして夫婦喧嘩のことは、ことわざによく使われます。
夫婦という人間関係は、赤の他人同士が家族になるという不思議な関係でもあります。
他人同士が一つ屋根の下で暮らすだけじゃなく、血縁を繋いでいくのですから、色々問題も起こります。
だから夫婦喧嘩をネタにしたことわざも沢山生まれたのでしょう。
「夫婦喧嘩は貧乏の種まき」ということわざは、あまり知られていないのですが、意味を調べてみました。
「夫婦喧嘩は貧乏の種まき」とはどんな意味?
「夫婦喧嘩は貧乏の種まき」ということわざは、
夫婦の関係が不仲な状態になると、夫が道楽をしてお金を浪費したり、妻がやりくりを放り出したりするので、その家は貧乏になる。
という意味があります。
このことわざの意味を聞いて、思わず大きくうなずいてしまった方は、何か思い当たることがあるのではないでしょうか。
夫婦仲は悪いよりも良いに越したことはないのは、お金にもかかわってくるからなんですね。
夫婦喧嘩とお金は切り離せない
夫婦仲が良ければ、夫は夜遊びせずに家に早く帰ってくるので、外で余計なお金は使わなくなるかどうか?はさておき。
夫婦喧嘩とお金とは、切っても切り離せません。
例えば、「夫婦喧嘩も無いから起こる」ということわざがあります。
この「夫婦喧嘩も無いから起こる」の意味は、
夫婦喧嘩は、お金が無いから心の余裕がなくなり、しなくても済む喧嘩が起こってしまう。
ということです。
たしかに、貧乏しているとお金のことで喧嘩が増えます。
お金さえあれば、こんな喧嘩しなくても済むのに・・と思ったことありませんか?
私はあります。
「夫婦喧嘩は貧乏の種まき」から「夫婦喧嘩も無いから起こる」は、どちらも夫婦喧嘩とお金を関連付けています。
ですが、「夫婦喧嘩は貧乏の種まき」と「夫婦喧嘩も無いから起こる」を比べてみると、後者の方が救いがあるように思いませんか?
「夫婦喧嘩も無いから起こる」は、お金さえあれば仲良し夫婦でいられるということです。
お金が無いから心がギスギスして、喧嘩になってしまうだけ。
逆に「夫婦喧嘩は貧乏の種まき」は、もともと貧乏ではなかったのに、夫婦仲が悪くなったから貧乏になってしまうということなので、夫婦としての相性が悪いと、貧乏になってしまうのでしょう。
貧乏が理由で喧嘩する夫婦は、夫婦が頑張って努力すれば、ゆとりのある暮らしができて、夫婦仲も良くなる可能性があるので、救いがありますよね。
まとめ
「夫婦喧嘩は貧乏の種まき」よりも「夫婦喧嘩も無いから起こる」の方が、夫婦としての可能性を感じます。
もしもお金目当てで結婚しても、相性が悪くて喧嘩ばかりしていては、ダメですよね。