世界中には、自分にそっくりな人が必ず存在するって聞いたことあります。
モノマネ番組などで、顔だけそっくりな人が出てきますが、雰囲気が似ているだけで、見間違えるほど似ている人はまず出てきません。
ほんとうに存在するのでしょうか。
会ったことない
うん、会ったことない
誰かに似ていると言われたこともない
それはあるけど自分では似ていないと思う
まあ、似ているかどうかの判断は見るポイントが人によって違うのでバラバラですよね。
その前に、そっくりな人のことを瓜二つというのはなぜなのか、その理由を調べてみました。
瓜二つとはどんな意味?
そっくりな人のことを瓜二つと言います。
一卵性の双子は、親でも見間違えるほどそっくりなになることもあります。
このようなときに使うのが瓜二つという慣用句です。
瓜二つの意味は、同じ形の瓜が二つあるということではありません。
なんだ、そうなのか。
でっきり瓜はどれも同じ形に実るのかと思ってた
そうではないのですね。
瓜を縦に二つに割ると、左右対称のカタチをしているので、同じ顔や同じ形のことを瓜二つというのです。
他の果物や野菜は、二つに割っても左右が対象とは限らないので、瓜の特徴から瓜二つという言葉が生まれたのです。
同じ顔の人はホントにいる?
一卵性双生児が同じ顔をしているのは、同じ遺伝子が多いからです。
同じ両親から生まれた兄弟姉妹にも、瓜二つとまでは言えなくても、よく似ているケースもあります。
でも、血縁関係があれば似ている部分があるのも不思議なことじゃないですよね。
ですが、全くの赤の他人なのに瓜二つと言えるほど似ている人物が存在するというのはホントなのでしょうか。
世の中に起こる不思議な出来事を取り上げるテレビ番組(アンビリーバブルとか)などでは、遠く離れたところに瓜二つの人間がいて、それが実は双子だったなんて実話を紹介しています。
やはり赤の他人が瓜二つなんて、信じられない気がします。
ですが世界の人と繋がれるインターネットの普及によって、ほんとにそんな不思議なことがあるという事実が証明されています。
世界中から赤の他人なのに瓜二つの人を集めて写真撮影するというイベントも行われたそうですよ。
赤の他人なのにそっくりな人物がいるという現象をドッペルゲンガーと言います。
これは人間の遺伝子のシャッフルによって、偶然にも極似の遺伝子の構造になるからなんですって。
地球上に存在する人間の数は増加傾向にあります。
日本をはじめとする先進国は少子高齢化が進んで人口減少傾向になっているのですが、アフリカ大陸では人口が増えている国が多く、今後もその傾向は続くと言われています。
ということは、遺伝子のシャッフルが偶然似る確率も高くなります。
瓜二つの人間に出会える確率はゼロではないのですね。
まとめ
瓜二つとは、同じ形の瓜が二つではなく、瓜を縦に割った時の左右対称からできた言葉でした。
瓜を家庭で丸ごと割って食べる機会がほとんどないので、左右対称になるなんて知らないのですから、その由来がわからなくてもしょうがないですね。