正直者が馬鹿を見るとは言うけれど正直は一生の宝とも!

ことわざ・慣用句

正直なことは良いことですよね。

嘘をつかないで正直に生きることができる人のことを心から尊敬します。

いくら正直に生きたいと思っていても、小さな嘘の一つもつかずに生きていくのは私には無理だと思うのです。

一つの嘘をつけば、その嘘を隠すためにまた嘘をつく。

嘘の上塗りのために、どんどん嘘のスケールが大きくなってしまうこともあるので、最初は罪の意識もなくついてしまった小さな嘘でも、最後には人を傷つけてしまうような大きな嘘になってしまうこともあります。

やはり嘘は良くないので、正直者は良いですね。

ですは、正直なことに対して、良いことわざもあれば悪いことわざもあるのです。
正直者が馬鹿をみるというのも正直なことがまるで損することのように表現しているのが納得できない気持ちにさせます。

正直者は何者にも勝るのではないのか!という疑問を掘り下げ増した。

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正直は一生の宝

正直は一生の宝とは、正直者であることはとても尊いことで、自分の宝として大切にすることであるという意味です。

正直者は周り人たちからも信頼されます。

商売をしても正直な人と取引したいと思うものですから、正直でいることで自分にも幸せが集まってくることの例えでもあります。

正直の頭に神宿る

正直の頭に神宿るとは、嘘で人を欺いたりしなければ、きっと神様のご加護があるでしょう・・。という意味です。

どんなに人に知られないように嘘をついていても、神様には見抜かれているという意味でもあります。

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正直は最善の策

正直は最善の策とは、色んな作戦を練るのなら正直に真正面から向かった方が良いという意味です。

もう少し掘り下げると、何か失敗した時とか悪い報告をしなければいけない時などに、悪いイメージを隠そうとして色々と策を練っても、それがバレたら信頼を失います。

色々と策を練るのなら、言い訳したり隠そうとせずに正直になった方が良いというわけです。

たしかにミスった人が正直に話してくれて真っ直ぐな気持ちで謝罪されるとそれ以上は怒れなくなってしまうこともあるので、正直が最善の策というのはよくわかります。

正直者が馬鹿を見る

正直者が馬鹿を見るとは今でもよく使われることわざです。

正直者はルールもきちんと守っているので、ズルいことを考える人と比べて損することが多いという意味です。

正直者が損するなんて、そんなことは許せないのですが、現実の社会では正直者ほど損しているのは否めないですよね。

だからみんな正直であることを捨てて、嘘ばかり考えるズルい人間が賢いと思い込むのでしょう。

正直貧乏 横着栄耀

正直貧乏、横着栄耀とは、正直者が馬鹿を見るということわざと同じ意味で、正直ものは損することが多くて貧乏生活になっても嘘つきになれない。

ズル賢い人間は人を欺いたりしながら得することばかり考えているので栄えて裕福になるという皮肉めいたことわざです。

まとめ

正直者じゃない人が成功者として高い地位についていたり裕福な生活を送っているのを見ると、つい正直者が馬鹿を見るということわざを思い出してしまいます。

でも正直者じゃないと、極楽に行けないような気がするので人を欺くような嘘をつかないようにしたいと思いますね。

正直者になるか、それとも人を欺く側に回るかは、自分次第です。