【予断】と【余談】の正しい使い方とは

ことばの雑学

「予断」と「余談」はまったく同じ読み方です。

そういう日本語はとても多いです

微妙な発音の違いとかではなく、まったく同じ読み方だものね

前後の文脈があるから違う言葉というのはわかるけど、紛らわしいこともあるので意味の違いはきっちり頭に入れておきたい

ということで「余談」と「予断」の違いを解説します。

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【予断】とは

「予断」の意味を調べてみると

どういう結果になるのか、前もって判断すること

つまり、結果を予測できるときや、結果に自信があることなどを伝える時に使うというよりも、物事を十分に調べたり考えたりする前に、先入観や思い込みで判断することとして認知されているので、使う場面によっては否定や批判につながることもあります。

【予断】の使い方

基本的な使い方

よくある形はこの2つです:

  • 予断を持つ(先入観を持つ)
  • 予断を許さない(まだどうなるかわからない状態)

日常会話ではやや硬いので、カジュアルに言うなら
→「決めつけ」「思い込み」に言い換えると自然です。

例文

  • 彼の話だけで判断するのは予断が過ぎる
  • 見た目で人を評価するのは予断にすぎない
  • 状況はまだ予断を許さない
  • 先入観という予断を捨てて考えるべきだ。

類似することば

「予断」は余り日常で使う言葉ではないので、会話の中で使いやすい「決めつけ」や「思い込み」のほかにも似ている言葉をいくつかあげておきます。

先入観・偏見・憶測など

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【余談】とは

「余談」の意味を調べてみると

本筋とは無関係な話

これは普段からよく使われるのではないでしょうか。

ただ、「余談ですが・・」と前置きして話すことは、それまでの話題にどこかつながる内容だったりすることが多いので、まったく無関係なことではないという意味で使っている方が多い印象です。

つまり本題から少しそれて話す補足的な話をするときに使う言葉と考えるのがいいでしょう。

【余談】の使い方

本題とは直接関係ないけど、ちょっと付け加える話として使う「余談」です。

ポイントを見てみましょう。

会話で

  • 「余談だけど、この店めっちゃ安いよ」
  • 「余談なんだけど、昨日あの人に会ったよ」

カジュアルに「ついでに話すね」という感じ


文章・スピーチで

  • 「余談ではあるが、この方法は海外でも使われている」
  • 「ここで余談になるが、彼の経歴を少し紹介しておく」

少しフォーマルな場面でも使える


前置きとして使う

  • 「余談ですが、〜」
  • 「余談になるけど、〜」

「話それるけどいい?」というニュアンス

使う時のポイント

必ず本筋、本題の話があるときに使う言葉です。

そうでなければ「余談」にはなりませんので気を付けましょう。

まとめ

「予断」と「余談」は意味としては難しい言葉ではないのですが、使う場面やタイミングには少し気を付けるポイントがあるので、うまく使いこなしましょう。