友達と友人は同じ意味?それとも違うの?正しい使い分け方とは!

ことばの意味

私は友達が少ないのよ。

にゃんこ
にゃんこ

うん、何となくわかる。

ほっといて!

友達を作るのが得意ではない人からみると、誰とでもすぐに友達になれる人って、とても羨ましいものです。

ところで、友達と友人と二つの呼び方があるのはなぜなのでしょう。

友達と友人は同じ意味じゃないのか、調べてみることにしました。

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友達と友人の違い

友達とは、気の合った人のことで、一緒に何かをして過ごすと楽しく感じる人です。

一緒に居ることが苦痛に感じる人のことを友達とは思えませんからね。

「友」に「達」という複数の人を指す文字を使っていますが、とくに複数形に限定して使う言葉ではなくなっています。

「大切なたった一人の友達」という一人に対して使う言葉として定着しています。

友人とは、友達と同じ意味でした。

友達という言葉を少し改まった言い方として使うのが友人です。

例えば初対面の人と話す時や、改まった場所での会話に「私の友達が~」というよりも「私の友人が~」と言います。

同じ意味だけど、会話の相手やそのシーンで使い分けるものなのですね。

友達と同じ意味を持つ他の言葉

友達と友人は、一般的に使われやすいのですが、仲の良い人や気の合う人に対しては、他にも数多くの言葉があります。

【同朋】どうほう
友達と同じ意味を持っています。
もともとは大名などの側についていて、身の周りの世話をしたり茶事をする僧たちが語源です。

同じ「どうほう」の読み方をする同胞というのは、兄弟姉妹の様な強い結びつきのある民族や国民同士のことです。

友垣(ともがき)、朋友(ほうゆう)など、友達のことを指す言葉は他にもあります。
古い言葉から探すとまだまだ出てきそうですが、友達と友人の2つのパターンを使い分けられれば十分でしょうね。

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友達の定義

友達の言い方とか調べても、私は友達がほとんどいないのであんまり興味がない

にゃんこ
にゃんこ

ホントに友達がいないの?
自分で思い込んでいるだけじゃないのかな

じゃあ、友達ってどうなったら友達って言えるの?

そこは難しい問題ですね。

友達の意味は、気が合う人、気持ちが通じ合う人、一緒に遊んだりすると楽しい人、信頼できる人など。

たしかにこの条件を全てクリアできないと友達とは呼べないというなら、かなり厳しいハードルです、

ですが、何年ぶりに再会しても楽しく話ができる同級生とか、同じ趣味を持っていてその話題だけは盛り上がる人でも友達だと思える人と、単なる知人としか思わない人に分かれるのです。

要するに、友達の少ない人って、友達の定義を自分で勝手に厳しく設定しているだけの様な気がします。

まとめ

友達と友人は同じ意味ですが、友人という言葉を小さな子供が使うことはまずありませんよね。

幼い言葉使いを控えたい場所では、悪友であろうが、腐れ縁の友達であろうが「友人」を使うべきなのですね。